共通テスト英語 リーディング対策方法! 「時間が足りない」を解決する方法を伝授
こんにちは、コンパスコーチの小林です。共通テストの英語リーディングといえば何といっても分量の多さと時間制限の厳しさです。
この記事は「時間があれば90点以上取れる」という方におすすめです。
時間が足りなくて70,80点になっている方は是非読んで共通テスト英語攻略のコツをつかみましょう!
共通テスト英語のえげつない事実
2021年から始まった共通テストですが、英語の分量は年々増加しています。最初の年で5318文字という分量の多さが話題になりましたがそれ以降さらに増え、2024年度では6929文字にまでなりました。
この量を読み切るには集中力はもちろんですが、正面突破して読んでいこうとすると壁にぶつかります。
この分量を読んで問題に答えようとすると必要なWPMは150程度といわれています。かなりの速読力が必要ですね。
WPMとは
WPMは、
Words Per Minute
の頭文字を取ったもので、1分間に読むことのできる英単語数を表す指標です。
時間内に読み切るには
この分量の英文を時間内に読んでかつ問題を解くためには工夫が必要です。
問題文の先読み
共通テストの問題を解く際、いきなり本文を読み始めていませんか?そのようにやってしまって
- 本文を読む
- 問題を読む
- 該当箇所をもう一度読む
と手間が増えて時間がかかった経験はありませんか?
問題文が短いならギリギリできそうですが共通テストくらいの分量だと内容を全部頭に入れて読むことは難しいです。
まず問題に目を通しましょう。「何が問われているか」を知りながら本文を読むのとそうでないとではかなり差が出ます。
選択肢に関しては絶対に読まないといけないわけではないです。特に正誤問題では誤った選択肢のほうが頭に残ると読み間違える可能性があります。
- 問題を読む
- 問題の該当箇所まで本文を読む
- 次の問題を読む
これれを繰り返して問題を解いてみましょう!
段落ごとに何が書かれているかを短くまとめてみる
特に後半の問題になるほど分量が多くなり、文章の展開を覚えておくことが難しくなっていきます。
どの段落にどんな内容が書かれているのか、簡単でよいので余白部分にメモするようにしましょう。
この「パラグラフリーディング」と呼ばれる読解法は共通テストだけでなく2次試験対策にも効果的です。文章全体を通してどのような展開になっているのか俯瞰してみる力は英語において非常に大切です。
「やり方」の定着は実践あるのみ
まずは大問ごとに演習して、各大問の解き方のパターンを身につけるようにしましょう。
それぞれの大問で、よく出る問われ方が分かってくると思います。それがおおよそ出来るようになったら次は1回分通して練習しましょう。全体を通して試験時間内に解けるかが大事です。
何回やっても時間何解けない方はどの大問に何分かかっているか測ってみてください。自分の設定した時間配分より多くなっているところを見つけましょう。