英単語帳って2冊目必要? 京大にシス単だけで合格した話
単語帳って何冊やった方がいいだろう?どれをやるのがいいのだろう?
ほとんどの受験生がこの疑問を一度は持つだろうと思います。私が実際にシス単だけで受かった経験から皆さんに伝えたいことがあります。
それは語彙数を増やすことよりも文脈から単語の意味を推測する力の方が圧倒的に大切ということです。
私は受験期にこのことに気づき、勉強した結果、夏の模試では平均点すらとれていなかった英語の点数が本番ではしっかり92/150を取って合格しました。詳しくはこちら↓↓ ちょうど単語帳をほとんど覚えきった夏以降に 単語帳やったはずなのに長文が読めない。 わからない単語がでて詰まる。 という悩みを持つ受験生が続出します。 そんな人たちはぜひこの記事を読んで「推測力」の大切さとその方法について知って下さい。 入試で見るわからない単語というのは出題者がその単語を受験生に知っておいてほしいという意味ではなく、推測する力があるかを試している目的であると私は思います。 それらの単語はとても分厚い単語帳のどこかにあるくらいで、非常に出題頻度が低い単語です。 頻度の低い単語を勉強するよりもその単語を推測する力をつけるほうが圧倒的に効率よく点数を上げることができます。 1年間という時間の限られた中でやれる分量の最大値は決まっているので、1冊の単語帳を完璧に頭に入れることに集中したほうが良いと受験生だった私は考えました。 百聞は一見にしかずということで、実際に試してみましょう! 次の文章を訳してみましょう。 Her meticulous research approach, in contrast to his careless methods, shows the importance of diligence in academic pursuits. 「meticulous」は非常に難しい単語ですね。この単語を知らなかったとしても、文章の構造から意味を推測することが可能です。 「in contrast」は対比を表す表現です。つまり、その後に続く言葉はその前の言葉の反対の意味になります。 Her meticulous research approach, in contrast to his careless methods, shows the importance of diligence in academic pursuits. もう一度文章を見てみると「meticulous research approach」と「careless methods」が対比されているため、「meticulous」と「careless」は反対の意味を持ちます。 すなわち、「不注意な、不正確な」の反対の「注意深い、正確な」という意味を持つと推測することができるのです。 実際に「meticulous」の意味を辞書で調べると「非常に注意深い、細部まで正確な」となっています。 このように、わからない単語が出たとしても、文章構造、単語の形、文脈から推測して文章を読むことができるのです。 ただし、2冊目が必要な人も中に入ると思います。そのような人の特徴を次で説明します。 もちろん志望校と自分の語彙力との差を見て2冊目をやる必要がある人はいると思います。医学部専用の問題がある大学では医学部受験用の単語帳をやることは必要です。 見分け方としては、志望校の問題を解いてみて、1つの大問に15個以上わからない単語が出た場合は語彙数が足りていない可能性が高いです。 単語の推測はあくまで一つの長文に5個(多くて10個)くらいなのでそれ以上ある場合は単語帳の詰めが甘かったり、さらに高いレベルの単語帳をやる必要があります。 その場合、自分のやっている単語帳では足りないのか、その単語帳を隅から隅まで覚え切れていないのかもう一度見直して考えましょう。 勉強法というのは人それぞれに向き不向きがあり、それらを判断しながら勉強を進めていく必要があります。 本当にその勉強法がその人に合っているのか、その計画で間に合うのかを客観的に見ることが出来ないため受験は一人で進めるのは本当に難しいです。 コンパスではプロ講師がこれまで難関大合格者を見てきた知識と経験を活かし、学習スケジュールの作成や日々の勉強管理を行っています。またそれだけでなく、では分からない問題を徹底解説するサービスを提供しています。推測する力は長文読解において必須
どのように推測するか
まとめ
2冊目が必要な人の特徴
【オンライン塾コンパス】現役京大生・阪大生に質問し放題
自分の勉強法、勉強スケジュールを管理してくれる人がいると受験においてとても心強いのは間違いないです。