受験直前の過ごし方、メンタルの保ち方
受験本番が少しずつ迫ってきています。そんな中でどの様に本番まで過ごせば良いか、メンタル面でも不安がある人がほとんどだと思います。
現役生にとっては初めての、浪人生にとっては今年で決めなくてはというプレッシャーをそれぞれ感じているのではないでしょうか。正直、緊張しない人なんていません。
受験直前にどのように過ごす人が合格するでしょうか?
試験日から逆算して考える
受験前日は次の日の科目の確認程度で済ませ、しっかりと睡眠を取ることを
おすすめします。
正直これはよく聞くような当たり前のことですね。
しかし、ここで考えてほしいのが前日は確認程度で済ませるためには前々日には試験に向けた準備が100%終わっている状況でなくてはなりません。
このことに気づかず、前日に慌ててしまう受験生は実はたくさんいます。受験に対する焦りというのはメンタルに大きく影響してしまいます。
これまで受験勉強は長期的な目線で見てきたかもしれませんが、本番が近づいている今は短いスパンで計画を見直していく必要があります。
2週間前 | 試験2週間前になるとひたすら演習とその復習の反復だと思います。ひたすら共通テスト形式の問題を、時間を計りながらセットで解いていました。 |
1週間~2日前 | 試験1週間前からは新しい問題を解くことはやめました。今までの模試の問題や問題集で間違えた問題の復習メインで行いました。 |
1日前 | 1日目の確認 先ほども説明したとおり、試験前日は確認程度に済ませましょう。 |
共通テスト1日目 | 2日目の確認 1日目の試験が終わった後は絶対に自己採点はしないで起きましょう。場合によっては事故採点になってしまいます。終わったことはもう変えられないのでとりあえずこの日だけは2日目のことだけを考え増しよう。 |
共通テスト2日目 | 2日目の試験が終わったらまずはすべての試験の採点を行い、どの大学に出願するかの戦略決めの始まりです。 |
試験前の生活
もちろん試験で力を発揮するためには勉強の計画だけでなく生活面も重要になってきます。
共通テストは文系なら朝の9時30分から、理系なら朝の10時40分から始まります。2次試験についてもほとんどの大学で試験は朝から行われると思います。
朝のこの時間に自分の集中力が100%発揮できるように普段からこの時間に集中する練習をしておく必要があります。試験は土曜日曜にあるため休日もしっかり早起きして本番と同じ時間には勉強するようにしておきましょう。
受験において睡眠を侮ってはいけません。睡眠をしっかり取ることで受験において大切な体調管理、記憶の定着、ストレス解消をすることができます。受験直前に限らず私は必ず7時間は寝るようにしていました。
実体験
試験本番の朝、私は緊張しすぎて朝食をあまり食べられませんでした。そんなときはカロリーメイトなど食欲があまりなくてもある程度栄養がとれるものを用意しておくことを勧めします。また試験前にはチョコレートが効果的です。私も本番の試験はもちろん、模試の前もいつもチョコレートを食べていました。チョコレートには集中力アップの効果があり、GABAは精神安定にも効果的です。
ちょこっとアドバイス
ルーティンを大切にする
日々のルーティンを大切にしてほしいです。
私は勉強前にチョコレートを食べるのをルーティンにしていました。試験本番に何か特別なことをするのではなく普段から行っている自分のリズムというのを貫くことが重要です。
試験に受かる人というのは普段の練習をそのまま実行できる人です。
いかに普段の実力を本番でも出せるかということを考えると普段行っている自分のルーティンをやるのがいいですよね。
2次試験前日にしておくこと
・宿泊しているホテルから試験会場までの道のりを実際に確認する。
・試験会場の場所を把握しておく。(実際に建物まで行ってみる)
・昼食をどこで準備するかを確認(近くにコンビニはあるかなど)
ホテルの選び方
・試験会場から徒歩20分以内がベスト
これは当日に試験会場まで散歩していくことができるからです。どうしても試験本番は緊張してしまうため、散歩をしてリラックスできます。朝の空気を吸って落ち着いた状態で試験会場に向かいましょう。
また、試験本番は車や電車で行くととても混雑しています。そういったときに徒歩で行く選択肢を持っているととても安心できます。
・朝食や夕食の有無を確認